天幕日記

ソロキャンの日々を気ままに綴っています。

とっても大切な鉄の相棒

こんにちわ。 見てくださって、ありがとうございます。 道具と言うよりは、大切な相棒。ハーレーくんです。私をここまでキャンプに引きずり込んだのは、こいつのせいかもしれません。2008年式、FXDB、ストリートボブというのが正式名称です。1600ccで重量は320kgくらいのかなり重量級バイクですが、ドロドロと低いエンジン回転から蹴りだされるような力強い走り、プラスチックを極力使わない鉄の造りは本物感に溢れ、ドコドコと心揺さぶるビートの効いた排気音と振動、馬で旅をした開拓時代のフロンティアスピリット、アメリカンバイクとはかくあるべしのハーレー哲学が生んだブレの無い価値感に惹かれます。男が乗るバイクはこうじゃなきゃね!40年以上、色々なバイクに乗ってきて、このバイクがおそらく人生最後のバイクになりそう。

(あ、約束じゃ無いけどね。)

ハンドル、シート、マフラー、エアクリーナー、リアサス、ウインカーと言った外観パーツは好みのスタイルに変更しました。キャンプ向けとして1番のポイントはシーシーバーと呼ばれるシートの後ろに飛び出してる長い背もたれです。本来は後ろに乗せた女の子がもたれかかる役目ですが、(もたれかかってくれる女の子もいないので)ここにキャンプ荷物をくくりつけるわけです。大きな米軍のドラムバッグを乗せるのが私のスタイルです。キングandクイーン シートと呼ばれる極端な段差のついたシートも、荷物とライダーをしっかり分けながら、ライダーはくくりつけた荷物にもたれかかることも出来ます。とても低いシート高なので、重量級バイクにもかかわらず極低速で足を着きながらの取り回しも安心感が高く、広大なアメリカを旅するニーズを形にしたバイクだと思います。何よりも西部劇のカウボーイの野営を思わせる、キャンプに似合う雰囲気が心をウキウキさせてくれます。

シーシーバーのおかげで、異常なほど荷物が積めます。ツーリングタイプのバイクは横(左右)につけるパニアバッグを付けているケースが多いのですが、私はサイドパニアバッグのスタイルは好きでは無いので上に積み上げるスタイルです。荷物も現代的なバッグ(化学繊維のカチッとしたやつ)は避けて、軍用バッグや麻袋、木で作ったトランクなどムードが出るようにしています。

下写真は大型ワンポールテントで重量級のキャンプスタイルだった頃で、これでもか!と積んでいました。最近は好きな雰囲気を崩さない範疇で軽量化しています。どこまでも走って行きたくなる冒険感、そんなイメージを思い描いています。キャンプ場によっては土道を走ることも、そういう道こそ冒険感がUPしてワクワクします。

(ダートで転んで、ハイカーやキャンパーに助けてもらってたやん。笑)

相棒の相棒は、この小さな豚くんです。英語でHOG(豚)はハーレーの公式マスコットになっています。また、H.O.G.はハーレーオーナーズグループの略称でもあり、英語的なシャレの効いたマスコットネームですね。ハーレーを愛する仲間たちのバックグラウンドを感じます。

走っている時は、ステッペンウルフのBorn to be wild(ワイルドに行こう)が頭の中を流れています。若い人は聴いたことがないと思いますが、是非ネットで探して聴いてみてくださいね。ついでに、映画 イージーライダーも見てください。 笑

 

「ふもとっぱら」で、ほぼ完ソロなんて時代もあったんですね。信じられない。

次回もよろしくお願いします。