天幕日記

ソロキャンの日々を気ままに綴っています。

妻との欧州旅行 <Vol.11:素敵なマレ地区散歩でパリ満喫>

こんにちわ。見てくださって、ありがとうございます。

今回、宿をマレ地区にしたのは、この辺りを徹底攻略したいと思っていたからです。パリは大都会なので色んなエリアがあるんですが、オシャレやファッションが集まっているのはマレ地区な気がします。過去の出張で軽く足を運んだ時、あぁ、ここはもっと時間かけて散策したいなぁ・・・と思っていました。小道に沿って、色んなShopが軒を連ねるエリアで、面白そうな店が沢山ありました。

マレ地区はパリ3区で、下地図の緑の点が沢山打ってあるところです。赤い点が今回宿泊のアパルトマンです。左の3つの点がエッフェル塔と凱旋門 上の緑点の固まりがモンマルトルとサクレクール寺院になります。(グーグルマップは便利〜)

お店のオープンは、概ね午後からですね。(商売っ気がないなぁ)ですから、アパルトマンを出たのも遅めです。まず、少し早めのランチと思って 予習しておいたビストロへ行ったら、ちょうど可愛い店員さんが黒板に本日のメニューを書いてるところで、「オープンは30分後よ〜」で、シブシブと次の店へ向かったら、店員さんたちが まかない飯を食べてるところで、「まだオープンじゃないよ〜」(オイオイもう昼食時間だろ!お前らだけ食べてるのかよ!)

雨模様だったのが、たまにパッと晴れ間が出ます。それの繰り返し、冬の晴れ間は澄み切ったパリの街を引き立たせます。とは言え、お腹が大変空いて来ました。

仕方なく、適当なCafeへ転がり込んで、Cafe飯となりました。朝は近所のパン屋でパン買ってアパルトマンで食べて、昼はCafe飯、夜くらいはせめてビストロと思うのですが、疲れちゃって近所のスーパーで適当に買ってアパルトマンで食べて、なので食費は少ないけど、ちゃんとしたフランス料理(せめてビストロ料理)が食べられなかったのはチト残念ポイントでした!!!

でも、オシャレなCafe飯です。 私はお魚と色んな野菜をホイル焼きしたもの。ソースがすごく美味しくて、馴染みの薄い外国野菜?も魚もとても美味しかったです。

妻はレンズ豆とソーセージの煮込み?チーズかクリームも乗っかってますね。これも美味しくて、イタリア料理とは全く様相が違ってます。せっかくのパリ、もっと色んなビストロで食べたかったけど、やはりパリ3泊では少なすぎでした。

ランチを済ませて、マレ地区で有名なメルシーという雑貨屋さんへ向かいます。店頭のファサードから、すごくオシャレです。売ってるモノも、可愛いやつや粋なモノが沢山ですが、結構日本でも手に入りそうな気がします。昨今は日本の雑貨屋さんも世界中から買い付けしたりオリジナル商品も作ってるので、パリならでわの 珍しいモノチョイスが難しいなと思いました。期待してたのですが、何でも日本にあるやん!というのはチト残念です。(逆に日本の方が品揃え豊かでもあり)赤いチンクエチェントがトレードマーク(それ、イタリア車やーん)

街角はとても素敵です。(マレ地区に限らずパリの街並みカッコよすぎ)日本も昔は小さな商店街が沢山ありましたが 今は寂れたシャッター通りになってたりですよね、でも、パリもローマもミラノも、基本は個人商店中心だから自分の店の主張があります。そんな個性的なお店を覗きながら、ブラブラ散歩はとても楽しいです。ここは、小さな花屋さん。イイ雰囲気出してます。

ポスターや写真を売ってるお店 真っ赤なファサードと黒いフォトフレームが印象的

ここも、予習してあったCafeなんですが、何?まだ開いてないの〜 渋いお茶飲み写真撮りたかったのに!ファサードも何気にカッコいい。

壁の色使い、面白い看板 オシャレなハンドクラフトの眼鏡屋さん  前にとまってる自転車も古いプジョーとかで、ママチャリと違って欧州テイストで粋な感じ。

妻はメガネを首からぶら下げるチェーンの愛用者ですが、色んなデザインがあるのに惹かれたようです。

結局、買っちゃいますよね。 実は別の眼鏡屋でも、もう1本ご購入です。 笑

カラフルな手作りセルフレームのオンパレード 日本の眼鏡屋さんとは全く違った感じです。さすがファッションの都パリ!

アパルトマンのすぐ前にあるパン屋さん 残念ながら早朝?は開いてなくて、もう少し遠くのパン屋さんへ買いに行きましたが、開店してたのでチェック

まあ、パン食の国なので色々あります。昨今は日本のパン屋さんも負けず劣らずのラインナップですよね。でも、イタリアやフランスのパンは何が違うのか日本のパンより確実に美味しいと思います。気のせいかなぁ?

壁面をピンクの薔薇で飾ったスイーツ屋さん 日本だとJCやJKで溢れそう。

ツタの緑と濃い赤のテントのファサードが、いかにもパリな感じのCafe

ちょっと高級そうなアパルトマンの入り口 パリは個人住宅の戸建ては殆どなくて9割以上がアパルトマンで暮らしていると聞いたことがあります。確かに戸建て住宅はまず見かけません。

日本の若い人も好きな、シュプリームのマレ店です。息子の土産にとも思ったのですが、わざわざパリでシュプリーム買うこともないですよね。

レトロファッションにフォーカスした面白いお店

さっきのパン屋さんの隣は小さなバーバーです。私の知り合いに理髪師がいるんですが、留学生が多い大学の近くに店がある彼曰く、人種で髪質に特徴があって髪質に似合う髪型やカットの仕方が全く違うそうです。同じアジア人でも、日本人/韓国人/中国人は違うそうで、ベトナム人は非常に特徴的とか。うーん、ここでカットしてもらったら、どんな髪型にされるんだろう??

マレ地区のちょうど真ん中(マレ交差点)あたりにあるカルチャーセンターは特徴的なデザインで散歩の目印になります。前はタンブル通りと近くにフラン ブルジョア通りがあって、オシャレShopが大集合しています。

アパルトマンの向かいにある、ヴィーガンCafe

ここもイイ感じのCafe 冷静に見るとCafeだらけです。日本だと名古屋が喫茶店多いらしいんですが、ま、お茶しながらお喋りが好きなんでしょうね。

本屋/文房具屋さん 本屋は面白いです。日本のラーメン文化を分析して、漫画チックなイラストで紹介した本を見つけました。(フランス語ですが)日本人の私でも思わず勉強になるほどの出来栄えで、かろうじて購入を踏みとどまった(大きくて分厚くて重い)ほどです。パリは昔からラーメン屋チラホラありましたが、昨今はかなりブームでラーメン激戦通りがあって、店内は強烈なトンコツ臭で床はヌルヌル油ギッシュなお店も人気とか。イタリア人(基本イタリア飯中心で食に対しては保守的?)に対してパリっ子は雑食性ですね。(日本人も雑食性)妻は各ページに美しいイラストが描かれたノート類を買い漁っていました。文房具も面白いモノが散見されて、ファッション雑貨店より興味深かったです。

マレ地区も歩いて見ると意外と広くて、レンタサイクルに乗りたいくらいでした。これはアシストサイクルでデザインが面白い。駐輪場が充電施設にもなってます。

マレ地区にはピカソ美術館があります。ブラブラ途中に寄ってみました。結構な数が常設展示されています。ピカソモノお土産コーナーも充実 この近くには狩猟博物館とかもあって、昔の貴族が使った装飾ギラギラのライフル銃とか見たかったんですが、そろそろ疲れちゃって断念です。

本日最後のCafe休息 夕暮れ時になってきました。パリのCafe文化、イイなぁ。

疲れた時は甘いものです。チョコのクレープとジャム/クリームを挟んだクレープに体がホッとします。珈琲は基本エスプレッソやカプチーノで、日本のような珈琲はアメリカンです。イタリアでカフェアメリカーノと注文すると、エスプレッソとお湯が出てくる事もあります。自分で薄めて飲めって事です。笑

夕食?「うーん、軽くでイイよ。クレープ食べたし」で、またしても近場のスーパーです。 もう年齢的にも3食ガッツリ食べるのは無理になってます。

妻「ここはオーガニックじゃない普通のスーパーなのねぇ」と言いつつ夕食のお買い物

パリ滞在の最終日は、どっぷりマレ地区で今回の目的は果たせた感じです。イタリアには無い洗練された小粋なパリの街も大変魅力的 、そして明日は旅の出発点でもあり最終地点、再びローマへ戻ります。もう妻もすっかり欧州慣れしています。

妻「レンジのスイッチが高すぎるのよ!」(それ、殆ど天井ですな)

次回も、よろしくお願いします。