天幕日記

ソロキャンの日々を気ままに綴っています。

自作電熱OD缶の運用と考察

こんにちわ。見てくださって、ありがとうございます。2022年12月17日、今週はバイク仲間と走り納めで三浦半島にツーリングです。キャンプは来週のクリスマスキャンプが今年最後になりそうです。

さて、去年冬に投入した中国製ガスストーブの続きですが、1時間ほどの使用で自己冷却によるドロップダウンから鎮火してしまったり、早朝の寒い幕内では点火すら出来なかったりで、コレはいかんと対策練った話です。ネットを徘徊すると、自分の炎の熱を熱伝導率の良いアルミや銅で引っ張って缶の側面に熱を伝えるアタッチメントがありましたが、そもそも着火すら出来ない状態でどうするの? 手で温めるとか、お湯につけるとか(そのお湯どうやって沸かすねん!)  何それ、真面目に言ってるの?な情報も散見されますね。今回は、市販の電熱シートをOD缶に巻きつけてみました。これが素晴らしい威力を発揮してくれました。(見た目はちょっと怪しげですが、ご容赦を)

バイクのハンドルグリップを温める、巻きつけ型の電熱グリップヒーターというのがあるんですが、電源はバイクの12Vバッテリーです。うーん、これの5Vモバイルバッテリーのがあるとイイのにと思ってアマゾンで「電熱シート」で検索したら、わぁ!あるやん!!!2枚組で1469円 【電熱ヒーター 加熱シート 素繊維 USB加熱 5V/2A 防寒 秋冬用 加熱フィルム 電気布ヒーター 20 * 6cm 2枚入り】 と言うやつです。も、コレ速攻でポチり。下写真のような薄いシート状で表面はフェルトのような素材です。本来の用途はあなたのアイデア次第みたいな商品ですね。魚の水槽に貼り付けたりする人とか多いようです。スマートに巻きつけたくて、OD缶のカバーと缶の間に挟み込んでやろうと思ってカバーも購入。しかし、カバーがきつくて結局挟みこめませんでした。 もったいないので、カバーした上から電熱ヒーターを巻きつけて、その上から太めのベルト(写真右端)で固定しました。6cm幅は250サイズのOD缶にピタリです!

最近持ち物が、アマゾンのタブレット/LEDランタン/携帯/ブルートゥースイヤホンとか充電モノが増加してきて、2連泊だとバッテリー持たないので、ついでにモバイルバッテリーも新調しました。日本ブランド(中国製造)で10000mAhクラスが1999円で買えるんですね。自宅で実験したら、ほんのり暖かいくらいの感じです。(夏場の炎天下での使用の方がもっと熱くなるのでは?と思います。)

さて、実験開始。(テントはワンポールの小さなティピノヴァくんです)夜テントに入る30分前くらいに電源投入。スイッチや温度調整機構はありません。USB端子を差し込めばスイッチONのシンプルなやつです。下半身を寝袋に入れてゴロゴロスタイルで着火、「クゥ〜〜、あったかー」映画を見始めました。前回は1時間ほどでドロップダウンしたんですが、今回は全く大丈夫! 暖かい中でゴロゴロ映画見終えて、就寝のために消すまでしっかりガスストーブは燃え続けてくれました。翌早朝、前回は着火すらしませんでしたが、一発着火で調子よくボーボー燃えます。ガスコック絞ってとろ火にしても消える気配すらなし!暖まった幕内で、着替えして、寝袋とエアマットたたんで、、、最高やん。 でも、意外と電気喰いです。10000mAh満タンで夜/朝でちょうどくらいな感じでした。冬は2連泊しないし、ま、イイか。

さらに、さらに、使ったOD缶はプロパンガス混入の寒冷用ではなく、実はブタンガスに入れ替えたやつなんです。ホムセンの安いCB缶から注入しました。へへへ、お高い寒冷用でなくてもOKです。これ、ポイント高いですね。おそらく、CB缶にこの電熱ヒーター巻きつけても使えるでしょうね。CB缶を愛用の方、実験してみてくださいませ。でも、こんな使い方は、メーカーは絶対認めないので自己責任でお願いします。これでバッチリ運用できるようになった中国製ガスストーブ。コンパクトな冬の相棒です。

次回も、よろしくお願いします。