天幕日記

ソロキャンの日々を気ままに綴っています。

SOTOプラチナランタンSOD-250の運用と考察

こんにちわ。見てくださって、ありがとうございます。

キャンプ日記にも書きましたSOTOランタンの詳細になります。見るからにメカメカしいデザインに気になる方も多いのでは?工場萌えの人も好きかも?人工衛星みたいな感じもします。インダストリアルな無骨デザインは私も気に入りました。真ん中に半球形の網があって、ここへ出たガスが燃焼し この網を赤く光らせます。後ろの反射鏡でその光を拡散させる仕組みです。で、この網の材質が貴金属でもあるプラチナを使っています。この網見てると小型のストーブ代わりになってくれると嬉しいな、と思って投入してみました。ランタンが欲しかったのではなく、小型ストーブが欲しいという邪心からなんです。

丁寧に作られた製品が、これまた丁寧で頑丈な四角いケースに入っています。プラケースでは無いのも良いですね。大変コンパクトです。反射鏡はパタパタと折りたたんで収納で、しっかり感ある節度を保った造り。さすが日本製、ランタンごときに精緻のメカニズム! ま、そういうの好きなら性能なんてどうでもイイですね。amazonで12,000円くらいだったか、、、お高いです。

組み立てた全景です。下側に赤い点火ボタンがあって、火花を飛ばすところも露出しているのがカッコイイ、気化効率上げるガスパイプ、さらに放熱フィンはアルミの鋳物で凝った造り、放熱フィンの下に空燃比調整リング、うーん道具感満載の凝った造り。反射鏡もメッキ鋼板ではなく鏡がはめ込んであります。企画/設計に携わった方々の熱意を感じます。OD缶は気分出すために塗装を剥離してみました。巻きつけてあるのは自作の電熱ヒーターです。幕内温度マイナス5度くらいだとOD缶とはいえ温めないと使えませんね。

小型の灯油ランタンとの比較 同じくらいの大きさですが風情は大きく違います。レトロな灯油ランタンもイイですが、この妙なデザインのランタンも存在感あります。壊れやすいマントルやガラスグローブなども無いので、持ち運びに気を使わないのもメリットです。かなりハードコアな使い方だと逆に良いのかもしれません。

さて、肝心のランタン性能は暗いです。えっつ?この程度なの?と思わせます。小型テントの中ですが足元まで照らせないくらい照射幅も狭いです。暗さに目が慣れて来たら、ようやくなんとか見えるようになってくる。ランタン性能求めて買ったらガッカリしますね。明るすぎるのはダメって人にはイイかも。

反射鏡に映ったメカニカルな姿

暗いので、いつものスノーピークの たねほうづき を点灯します。明るいです。スノピのランタンは無段階減光システムが付いていて好きな暗さにできます。(秀逸な小型LEDランタン)さて、SOTOプラチナランタン期待したストーブ代わりになるか?も、手をかざすと結構熱いですが、幕内全体は ほんのり暖かいかな?という程度です。屋外気温0度でしたが、これがマイナス5度とかだと歯が立たないでしょう。ちょっと期待ハズレでした。

こちらは、以前レポートした中華ガスストーブです。少し広めのテントで氷点下でも結構暖かくなります。テントを小型化したら暑すぎて、バーナー部分を一つ外してあります。大きさはバイクソロキャンにはチト大きめですかね。分解すると楕円の反射板の中に全部収納できますが、、、

小型テントだと、バーナー1個でも暑いくらいです。それに一酸化炭素も気になります。空気入れるため、テントの裾を少し開けてあります。

私の所有するソロテント、ヒルバーグ:アクト/ネイチャーハイク:taga2・vikくらいの小型テント(一人が横になるのがギリ)だと、中華ストーブとSOTOランタンの中間くらいのがあればイイのになぁと思います。それとSOTOの燃費は結構良さそうで、映画1本みる間2 時間ほど着けっ放しでしたがガス残量は意外に残ってたので驚きました。これから春先なんですが、意外に寒かったときのエマジェンシー用に持参するか迷いどころです。火があると心理的には悪く無いですし。

次回も、よろしくお願いします。