天幕日記

ソロキャンの日々を気ままに綴っています。

妻との欧州旅行 <Vol.6:世界最大のバイクショー ミラノEICMAへGO!>

こんにちわ。見てくださって、ありがとうございます。 さて、毎年のように出張で来ていた世界最大のバイクショーEICMAにやって来ました。特に今年と来年は、会社員時代の最後に携わったモデルが沢山発表される機会なので、自分の仕事の締めをこの目で見たかった。のが一つ。それと、会場で現地スタッフ達との再会も楽しみでした。妻には「ウチの旦那はこんなイイ人達と こんな楽しそうな仕事してたのね。」と言う感じで見てもらいたい気持ちもあります。

会場へ上がる階段には、全部Hondaのステッカー なんか今年は勢いづいてるなぁ。

会場はミラノ市街からさらに北です。ミラノはスイスに近いので会場からは かなり雄大にアルプス山脈が見えます。(写真では小さく見えますが、)

私たちが行ったのは火曜日で、実はプレス関係者向けの日なんです。ちなみに下写真は去年写した一般入場日です。すごい人、こんなんでも誰もマスクとかしてなくて・・・去年ですら欧州ではCovidは、もう無かったことになっていました。(今でも罹患者はソコソコ発生してるようですが、もうインフルエンザみたいな受け止め方みたい。)

まずは元会社のHondaブースへ向かいます。欧州で売ってる全ラインナップ、来年発売になる新型モデル、各種レース車両、カスタマイズ車、コンセプトモデル、ウエア類、などをすべてお披露目するので 例年Hondaブースは巨大です。特に大型バイクやスクーターの欧州市場は大市場なので、日系メーカー/欧州メーカー/中国メーカー/インドメーカーは、全力投入でのプレゼンテーションとなります。これほど大規模な二輪車ショーはEICMAだけです。ドイツのケルンショーやフランスのパリサロンも時期的には近接していますが、やはりミラノEICMAが一番規模が大きいです。後日、出張に行ってた友人に聞いたら「2日間で会場内を30km歩きました!」というくらいの規模です。(仕事で来るのは、もう無理だわ)

Hondaブースのセンターには、来年発売になる新型車が円形に配置されています。皆さんの一番のお目当てはこれら新型車です。私も仕事で携わったモデル達が、いよいよ発表になるわけで感無量です。手前の方はストリートファイターと言われる欧州スタイルのバイクです。日本ではさほど人気ありませんが、こちらでは激戦領域です。

これは欧州的なネオレトロなスタイルの650ccです。ちょっと大人むけ。他社にライバルが少ないHondaっぽいバイクです。欧州の二輪免許は日本のような排気量による免許区分ではなく馬力区分になっています。16歳で11kw(125cc)免許/18歳で35kwまでの免許/20歳で馬力制限解除免許になります。ですから、本格的なバイクの入門は500ccや600ccクラスになります。また、35kw仕様のバイクでも免許が限定解除になれば コンピューター操作で馬力制限を解除してフルパワーとなります。合理的ですね。

欧州で大人気の大型アドベンチャーモデル Hondaの売れっ子 アフリカツインという1100ccモデルです。アドベンチャーモデルでスペインやアフリカなどへの冒険ツーリングがライダーの夢をそそります。欧州は夏のバカンス休暇も1ヶ月くらいあって、奥さんを乗せてバカンス旅行というライフスタイル ロマンティックで綺麗なツーリングコースが至る所にあって、週末のバイク遊びには絶好のロケーションです。だからオートバイが好きな人達が沢山います。本当に羨ましい環境と文化です。

これはレーサースタイルのスーパースポーツ 各社技術力の見せ所でしのぎを削っています。少しの変更でレースに使えます。ゆえに一般公道で使うには、ライダーの技量と自制心が強く求められるバイクです。200kgほどの車重に200馬力を優に超えるエンジン、全開にすれば2速ギアでも軽く200km/hを超えてしまいます。とんでもない超高性能を電子制御で楽しく操れる(もちろん技量が必要)ようになっています。欧州はサーキットも多くあって、週末はサーキットで楽しむのが前提のようなバイクです。ライダーなら、自分の技量と高性能バイクで飛ばす!と夢見るのは誰しもですね。

EICMAは基本オートバイの祭典ですが、普段の生活の足に人気のスクーター125ccや さらに大型のマキシスクーターもフルラインナップでプレゼンテーションされています。Hondaはモンキーやグロムという可愛いレジャーバイクもあって、まさにバイクの百貨店、全方位ラインナップです。特に今年はNEWモデルオンパレードでNo1メーカーの威信が伝わってきます。

さっそく現地スタッフ達と再会 金髪の女性は昔Hondaで勤めていて今はフリーランスのマーケターとして活躍しています。かなり久しぶりだったので懐かしかったです。もう一人の女性と男性は、私と超仲良しのマーケターです。

マーケティング系やデザイン系の仲良し達 国や言葉の違いはあれど、同じ釜の飯を食べた仲間達です。彼らとはパリからローマへ戻った最終日に、もう一度食事会がセットされているのも楽しみです。色々、気を使ってもらって本当に幸せです。

さて、日系で一番のライバルYAMAHAさん 今年はNEWモデルがあまりなく、おそらく来年ですかね? 2025年はEuro5/OBD2という排ガス規制がやってくるので、各社規制に合わせたモデルが必要になります。そのタイミングでNEWモデルや大幅なモデルチェンジというのが常道なので、今年の展開が無ければ来年が最後のチャンスとなるハズです。また、世界的な流れとしてEV化や脱炭素への具体的な取り組みも合わせてのモデル展開が必要なので、各社今後の舵取りをどうするかが焦点ですね。(ちょっと仕事モードくさいなぁ)

赤基調のHondaブースに対して、YAMAHAさんは色味を抑えたクールな感じ。

今年の投入玉は、MT09というモデルをベースに、80年代ルックのスーパースポーツを発表していました。往年のGPレーサーTZを彷彿とさせるスタイリングです。コンパニオンさん可愛いっす。

バイク好きって、子供ですね。 気分は往年のグランプリレーサー

次はKawasakiさん 去年はEVやハイブリッド発表したんですが、一般ユーザーは正直なところあまり関心無かったですね。Kawasakiとくれば、やはり日系の中でもパワフルでオラオラ感あるやつが期待されます。

スーパーチャージャー付きのモンスター1000ccバイクの前で嬉しそうにバイク談義するオジサン達、ホント楽しそう。来場者はこんな感じのオジサン数名のバイク友達グループがすごく多いです。(へへ、死ぬまでに、もう一発乗っておきたいバイクってどれよ?)

洋の東西を問わず、バイク購入には奥様の承認が必要なので、奥様説得目的のカップルも結構います。「あー、若いころ乗ってたバイクにそっくりなんだコレ、欲しいんだよね〜」「ハニー、後ろの乗り心地はどうだい?」「これ、シートが狭いわよ」(それ、バイクのせいじゃないよね、後ろの二人も笑ってるやん)しかし、900ccのバイクが250ccくらいに見えますね。

日系最後はSUZUKIさん 1000ccのツーリングスポーツを発表してました。日本では馴染みの薄い、バッグ付きのツーリングモデルも欧州では奥さん乗せて宿泊ツーリングが当たり前なので、結構需要があります。昨今はロードスポーツタイプより冒険色の強いアドベンチャーバイクが流行でしたが、またロードスポーツなツーリングモデルが復活の兆しでしょうか。SUZUKIさんは例年コンパニオンの女性が魅力的です。今年も期待違わずグッときちゃいますね。

欧州メーカー イタリアの誇り!ドゥカティです。 あ、モデルの写真撮り忘れた。欧州や米州(ハーレー)のメーカーは日系と違ってラインナップの幅が狭いです。日系が何でも揃う百貨店なら、欧米メーカーは老舗の専門店 モデルの造り込みもマニア好みの凝ったデザインで、性能も日系は通勤や普段使いから週末ツーリングまでオールラウンドな満足を求めますが、欧州車はトンがってます。ユーザーさんも、欧州車は特別なモデルだから大切に扱わないとね。日系モデルは何にでも使えて、高性能で、信頼性が高くて、値段も買いやすい。方向性は違うけど、どっちも大切だよ。と、よく分かってます。バイク文化の成熟度が高いです。

これもイタリアの誇り、MVアグスタ オジサン達の羨望の眼差し。自動車で言えばフェラーリやランボルギーニです。

MVアグスタは、常にやり過ぎ感のある これでもか!モデルです。贅沢な部品や造り込み。値段もこれでもか!なんですけど、今年は一層コテコテでエグイです。

イタリアはバイクブランドが多くて、それだけイタリア人はバイク好きなんでしょうね。ピアジオグループ傘下のモトグッチやアプリリアも有名どころです。ブースの床が道路になってたり、茶目っ気のあるプレゼンテーションです。

アプリリアのフルラインナップなんて、日本ではまず見る機会もないんですが、そこはEICMA ピアジオグループも力の入ったプレゼンテーションです。カラーリングセンスがいかにも欧州でカッコイイ。

気になるのはGPレーサーですか、ミニスカのお姉さんですか?

イタリアの小メーカー モンデユアル 知ってる人は、かなりバイク好きですね。

これもイタリアのモトモリーニ でも、こうした歴史ある小ブランドも実は背後では中国資本が入っていることが多いです。老舗のベネリなんかも実は中国メーカーになってます。

可愛いモトモリーニのお姉さん

ベロチフェロもイタリアブランドです。随分とEVのプレゼンテーションで押してるなと思ったら、後ろのスタッフは中国の人ですね。どうりでEVなわけです。デザインは、なかなか面白いですね。

黒いピタピタレギンスのコンパニオンさんには、無条件降伏するしかありません。お願いだから、そんな目で見つめないで〜。(あのなぁ、向こうは仕事でやってるだけやで)

EICMAで素晴らしいのは、コンパニオンさんが超フレンドリーなところです。肩組んでツーショットとかもやってくれますし、私は以前 ツーショットでほっぺをくっつけられたこともあります。(コツは、片言の英語で可愛さを超褒める、日本から来たとか会話する。)相手ものってくると、自分の携帯出してきて周りの友達のコンパニオンと一緒に写真撮ってくれと、シャッター係を依頼されたりもしました。(ほ〜ら、EICMA行きたくなってきたでしょ?)

このメーカー知ってる人ほとんどいないかも? イタリアのSWM

渋いところでは、イタリアやスペインの小さなオフロード専門メーカーもいっぱいあります。山の中の過酷なコースでレースするエンデューロモデルやトライアルモデルなどがフルラインナップ こういう領域は一握りのエキスパートマニアの世界です。こうした小さなメーカーが成り立っほどの競技人口がいるあたりも、欧州のバイク文化の奥深さです。

オフロードで大手メーカーといえばKTM オレンジ色がKTMカラーです。こんな少年が、モトクロスバイクを親におねだりしている風景もよく見かけます。走りに特化した競技志向が強いバイクには抗えない魅力があります。

KTMのフルラインナップに跨ることができます。 オフロード好きにはたまりませんね。日本のオフロードマニアさんも、KTMは一度は欲しいと思ったバイクでしょう。

こちらもオフロードの老舗 スエーデンのハスクバーナ 後ろに見えるガスガスと共に現在はKTMグループ傘下です。グループ傘下のメーカーはブースも隣同士とか固まっているので判りやすいです。ブランドごとに特徴わけがあって、結果グループとして幅広いラインナップになっています。

中国メーカーのブースもEICMAでは特徴的です。これらも日本ではお目にかからないのですが、ちょっとご紹介。かなりの規模でプレゼンテーションされています。こちらはCF MOTO(春風動力)で、KTMと合弁関係にあります。中国で販売されているKTMブランドの小排気量バイクなどを製造し 自社ブランドはCF MOTOブランドで展開しています。

なかなか立派なラインナップ構成で、バイク以外に大型ATV(四人乗りなどの大型オフロードバギー車)などもやってます。デザインや電子装備(特にエンタメ系)などは先進国メーカー並みの装備で決して中国製と馬鹿にできないレベルです。

なかなかアドバンスなネオレトロデザインのバイク 排気量も600ccくらいあります。

おそらく後輪にモーターを組み込んで、エンジンと合わせて出力向上を狙ったような、モーターターボのコンセプトモデルかな? 手堅い日系メーカーよりも大胆な面もあります。中国メーカーはデザイン力が急速に向上しています。CF MOTOのデザインやブランドコーディネートはKTMを手がけているデザインコンサルタントのキスカ社なので、カッコイイのもうなずけます。

こちらはVOGE (確か母体はリーファン) いくつかの中国重工業系大企業が多くのバイクブランドを手がけています。欧州のユーザーはまだ中国製に対して信頼感がないため、街で見かけることはあまりありませんが、小排気量の廉価な中国製(レトロ系が多い)は予算の少ない若者などにジワジワと広まっているようです。日系のフルコピー車時代からは完全に脱却しています。

電動化が進んでいる中国ではEVメーカーも多くて、多数のEVメーカーのブースも出ています。中でもniuは大手 受付嬢もコンパニオンも西洋人なので、中国色は全く感じられません。

名前も知らない中国EVメーカーがいっぱいです。デザインも悪くないですね。ガソリン車も電動車も、毎年たくさんの中国メーカーがブースを出していて、そのバイタリティには驚かされます。今の所、あまり人だかりはありませんが、、、

Cakeは確か北欧系のEVメーカーで、パイプフレームの独特なスタイルを展開しています。なかなかオシャレです。値段は驚くほど高いんですけど。

レトロっぽいのが好きな私が気になるメーカーは、インドのロイヤルエンフィールドです。 もともと英国統治時代の英国ブランドでしたが今はインドメーカーです。商品開発やデザインスタジオは英国に拠点があって技術者やデザイナーはグローバル。伝統性を商品価値として押し出すマーケティングは、私の愛車 ハーレーに一脈通じる面があります。写真の650ccシリーズはマジに欲しいなと思ってます。そういえば品川にショールームもできたみたいだし、行ってみようかな?

EVアドベンチャーのコンセプトモデルも展示されていました。クランクケースもあるのでハイブリッドかな? EVとはいえ、どことなくレトロ感があって面白いです。

今までは空冷エンジン一本やりでしたが、さすがに排ガス規制のためか、とうとう水冷エンジンを搭載したモデルも発表 でも、デザインはレトロ感あります。

650ccエンジンを使った、ボバータイプと言われるカスタム車両 本来はハーレーカスタマイズの世界観なんですが、エンフィールドベースのコレも かなりカッコイイなぁ・・と思います。

若向けの350ccはスクランブラーと呼ばれるレトロなオフロードスタイルを意識しています。カラーリングが大胆。上で紹介した中国メーカーやインドメーカーのwebサイトなんかを見ると、なかなか凝ったコンテンツがあって面白いです。

EICMAに来ると、いつも欲しくなっちゃうのがベスパです。真っ赤なベスパとか乗りたいんですよね。

女性が乗ってる姿は、なんともキュート

最近は男性モデルさんも増えてきています。レトロな水色もイイなぁ。

EICMAはバイクメーカー以外に、ライディングウエアやパーツのブースも無数に出展されています。建屋は向こうの端が見えないほど巨大なやつが4棟もあって、それ全部バイクです。でも、その4棟は会場全体から見れば 実は一番端っこの4棟なので、フィエラミラーノは超巨大な複合展示会場となっています。バイク好きなら絶対興奮しますよ。

全く名前も知らない欧州のヘルメットブランドやウエアブランドやブーツブランドなどなどが沢山です。もちろん日本のアライ、ショウエイも出展しています。ちょうど、上写真のオジサン、アライのパーカー着てますね。

様々な機能部品メーカーも沢山

エアロパーツやカスタマイズパーツなど外装系も沢山

毎年出ている、バレンティーノ ロッシ(有名なレーサー)のお店 本格バイクウエアからカジュアルウエアなどのブランド沢山

パニアケースなどのツーリング装備系も沢山

おまわりさんのブースもあります。イタリアはポリッツァとカラビニエリの2つの警察があって、どっちも治安維持なんですが、写真のカラビニエリは国防省管轄で黒いドゥカティ ムルティストラーダ警察仕様 隣にポリッツァのブースもあって、ターコイズブルーのヤマハ トレーサ−9警察仕様が展示されてました。カラビニエリの方が制服がカッコイイです。

レースシミュレーター?大掛かりなゲーム機? 場内で数カ所見かけました。やってる人は顔がめちゃ真剣です。その他、二輪の専門誌ブース(欧州も二輪雑誌はいっぱいあります)二輪関連団体のブースとか、もう全部見てたら3日間くらい必要でしょう。

食事はこんな感じの屋台が多いです。切り売りのピザやハンバーガーやパニーニ(イタリア風サンドイッチ)インドアのピッツエリアもありますが、多くの方は屋外に設置されたテーブルで食事しています。

写真はそんなに混んでないですが、一般入場日はものすごく混みます。今日はプレスやジャーナリスト向け入場日とはいえ、どこからかチケットを入手した一般客がほとんどって感じです。(お前もその一人だろ)赤い Hondaのリュックの少年、将来はライダー間違いなしです。このリュックはHondaがカタログ入れてブースで配布しています。

ふ〜ぅ、疲れた〜。 お昼過ぎあたりで退散しようと思っていましたが、結局夕方までいました。まあ、数時間で見るなんて不可能です。懐かしい仲間にも会えたし、仕事の結果も見れたし、今回の旅の一つの目的でした。

【EICMA公式サイトから一部翻訳です。】

2036のブランドが参加し(EICMAの歴史的な記録)、700以上の直接出展企業、その67%が45カ国を代表する海外からの出展であった。第80回二輪車国際見本市の会場は、すでに前評判通りの成功を収めており、見本市ウィーク終了後の結果は、ミラノの見本市にまた新たな金メダルをもたらした。入場者数は56万人を超え、より正確には56万3848人で、2022年比19%増となり、2023年開催がEICMA史上最高であることを証明する数字となった。プロファイリングされた39,392人の業界関係者が、この2023年EICMAを訪れた。このうち52%が海外からの来場者であり、特に120カ国からの来場者であった。(第80回って戦前から続いてるんですね〜)

EICMA2023でググれば、二輪専門誌の取材記事やyoutube動画も沢山出始めました。公式webのURLは下記です。ギャラリーコーナーに、日本では紹介されないようなマイナーブランドなどの写真が沢山あるので、ご興味ある方は是非どうぞ!

https://www.eicma.it/en/

結局、夜になってしまって さあ夕食どうする?ミラノ料理(コトレッタ/オッソブッコ/リゾットミラネーゼ)食べに行くか迷いつつ、足も体もドップリと疲れています。おまけに雨も降り始めて、アパートメントの近くのCafeやら、ちょっとお洒落な雑貨屋さんとか行ってダラダラしていました。

Cafeのケーキもコッテリ甘くて重くて、「夕食、もう隣のスーパーで軽くでイイよね?」 気になっていた寿司コーナーで足が止まります。「やめたほうが吉だよ。素直にツナサンドイッチとかにしときなさいよ。」という心の声を無視。(帯にWAKAMEって書いてあるね。)

結局、買ってしまいました。さて、お味は? どうせ失望するんだろうな・・・と思ったら、ネタ:オォ!ちゃんとしてる。シャリ:おっ!酢飯使ってる。ワサビ:すげぇちゃんとしてる。醤油:非常にちゃんとしてる。ガリ:付いてるのが不思議なくらい、で、ちゃんとしてる。但し、非常に残念なのはシャリに芯があるんです。あぁ、米だったらオレが炊いてあげるからさぁ。惜しすぎる。そろそろ日本食が恋しいか?まだ先は長い。明日は日帰りでフィレンツェです。

次回も、よろしくお願いします。