天幕日記

ソロキャンの日々を気ままに綴っています。

中国メーカーテントの考察 :<ネイチャーハイク ターガ2>

こんにちわ。 見てくださって、ありがとうございます。 アマゾンとか見るとリーズナブルな中国メーカーテントが目に付きます。レビュー読んでも、そんなに悪くない。安いけど本当に大丈夫なのかな?という気持ちになります。2021年の夏シーズンに、軽量化やコンパクト化も念頭に、スタイルを変えてみようと思っていたので、中国メーカーテントを立て続けに2張り購入しました。使い方にも左右されますが、これが結構気に入ってしまいました。 写真は、ネイチャーハイクのターガ2と言うドーム型です。シングルウォールテントで極めて軽量、ポールや袋込みで1260gほどです。畳むと大変コンパクトでバッグの片隅にすんなり入ります。

構造はいたってシンプルで設営も楽です。センターに1本メインフレーム、屋根に短い横フレームで頭上空間を広げています。下写真の左右の張り出しは前室/後室で、写真は前室の半分をオープンにしている状態です。まず付属の長方形のフットプリント(下に敷くシート)の四隅をペグダウンしたら、そこにテントの四隅を引っ掛けてセンターフレームを通せば立ち上がります。四隅のペグダウンがマストなので自立式ではありません。次に短いフレームを屋根にセットして、前室/後室の張り出しをペグダウンして完成です。6本のペグダウンで出来上がり。慣れれば5分くらいでしょう。

前室の扉を左右開いた状態です。バスタブになった床はメッシュでテントと繋がっています。後室は小さな半円形のチャックのところで、荷物置き場。私はバイクヘルメットや靴を置いたりして何気に便利です。写真でわかりますが、よくあるテントのようなインナーテントとアウターテント(フライシート)の二重壁(ダブルウォール)になっておらず壁1枚構造です。生地も薄く構造も簡素、フレームはセンター1本のみですから重いわけありません。

ターガ2の2は二人用を意味してますが、広めのソロ用です。下左はマットとシュラフ入れた状態、右はDoDのコット(木目のカバーして)を入れた状態です。ソロキャンだとこれくらい余白あれば、とても快適に感じます。しかし、シングルウォールは人気がないのか最近のネイチャーハイクのカタログからは消えつつあります。ほとんど同じ構造ですがフレームを少し変えて自立式にした、Vikというモデルもなかなか気になるテントです。(もうアマゾンにも出てないかも、買っとけば良かったか、、、)

一日中、雨に降られた時です。濡れると困る機材を幕内に入れたのでごちゃついていますが、漏水とかはありません。シングルウォールは結露がモロに来ます。それを嫌がる意見もありますが、吸水性の高いファイバークロスで拭き取ればどうという話ではありません。ダブルウォールも同じように結露しますがインナーテントがあるから、モロに見えないだけで、撤収の時にビショビショのフライシートを拭いたり乾かす必要があるので、逆にこまめに簡単に拭けるシングルウォールの方が良いのではないか、と思ったりもします。

雨天時のエマジェンシーな調理や食事も幕内の余白と前室でなんとかこなせます。

初めて買った中国メーカーテントですが、しっかり使えてます。色も濃紺で渋くてイイです。構造的にはUS MSR社のテントをヒントにしてネイチャーハイクなりのアレンジを入れて、軽く安く簡素にした感じですが悪くない。張り姿も独特で面白いです。

これで気を良くして、すぐにまた別の中国メーカーテントを買ってしまいました。なんといっても1万数千円ですから、あまり悩まずポチれますね。

次回も、よろしくお願いします。