天幕日記

ソロキャンの日々を気ままに綴っています。

ハーレーくんのドタバタユーザー車検顛末

こんにちわ。見てくださって、ありがとうございます。

2023年 7月4日 所沢車検場

今回はバイクネタです。バイクに興味のない方、ゴメンなさい。

私、大型バイクの車検は今まで全部ユーザー車検なんですが、2008年に買ったハーレーくんも15年乗ってきて、何度も車検やってます。最近はキャンプ専用車になってるので、私にとってはハーレーも立派なキャンプ道具なんですね。笑 ちなみに我が家は、私のハーレー、息子のZZR1100C、妻のクラシックMiniが同じ年に車検で、翌年は息子のBEATなので、毎年車検のサイクルが回ってま〜す。(バイク/車にどんだけ〜)

所沢の検査レーン、バイクは左端レーンです。今回は、前にヒッチでトレーラー引いたキャンパー車が一台のみで空いてました。ラッキー

受付は10時15分からの第2ラウンド予約しておきました。で、朝出発まえに、そういえば後方灯火器チェックしてなかったなぁと思って、(はぁ?普通はもっと事前にやるだろ?車検なめてんのか?)息子に後ろから見させたら「お父さん、ブレーキランプ、点いてないよぉ。。。はい、不合格ぅ〜!」エッツ!!!マジ? 近くのバイク部品店は開店が10時 でもウエッジのテール球とか売ってるか? 息子がググって、「遠くの二輪館ならハーレー用の球あるけど開店は10時半だよ、、」フム、それから車検場へ全速力か?!と思いつつ。まずはテールランプ バラしてみたら、球は目視では切れていません。それよりもウエッジ球を差し込むベース部分が熱で溶けて嫌な感じ。溶けた樹脂が端子部分までせり出して黒く焦げてます。端子のベースも溶けて凹んでいます。こりゃぁおそらく、通電してないな。で、焦げた樹脂を剥がして、凹んだベース部に薄い小さな金属板を挟み込んで、ついでに接点回復剤をスプレーしたら治りましたぁ!喜んだのもつかの間、フロントブレーキはOKですが、リアブレーキが点かない。フム、配線切れは考えにくい、おそらくはスイッチですね。スイッチはリアマスターについた圧力型なので部品交換。もう今からでは間に合わない。「こうなったら検査官、騙すしかないな、、、」と車検場へ出発!まずは、テスター屋さんで事前チェック 光軸と光量です。バイク2000円なんですが、転ばぬ先の杖ですね。ハーレーはヘッドライトもシンプルなので殆ど問題ないですが、息子のZZR1100C(フルカウル)とかだとテスター屋さんはありがたいです。写真は所沢テスター屋さん

本番車検レーンでは、検査官さんに「ユーザーです。お願いします。」としっかりした口調で(いかにも慣れてない風)ご挨拶。まず、最初にハンドルロックをチェックされました。この検査官さんは出来ますね。普通は灯火器やホーンとかは、だいたいOKですが、ハンドルロックは普段使わない人は固着していて、ロックかからないことが多いです。即一発不合格ですね。私はキャンプ場では夜はロックするので問題無し。見た目にもカチ上げたハンドルの寸法も記載事項変更かけてあるので問題無し。さぁて、問題のリアブレーキランプです。「はい、右ウインカー、OK、左ぃ、OK、リアブレーキ踏んでぇ〜、ハイOK」へ?どうしたかって?へへへ、リアブレーキ大げさに踏みながら、軽くフロントレバー指でさわったんです。(騙し大成功!)

その後は、ブレーキ/メーター/ヘッドライト/排ガスやって10分もかからず合格ぅ!

新しい車検証、うわっ小さい!

2023年から、車検証が電子化されてたんですね。おまけにアプリまで用意されてます。

家へ戻ってきて、バイクが冷めたら現状復帰します。車検用のノーマルマフラーから床に転がってるスラッシュカットマフラーへ交換。①ノーマルは静かすぎて危険 ②重すぎる ③右コーナーですぐに接地して危険 ④熱すぎて内腿が火傷する ⑤スカスカした走行フィーリングでつまらない。全くイイとこ無しです。短いシーシーバー(丸い反射鏡がついてるやつ)も車検用です。

度重なるコーナリングで調教した下側マフラー ここまで削ってやると接地しづらくなります。これでも、まれに擦る時はノリノリに乗れてるバロメーターです。

マフラーは筒抜けのスッポンポンなので、社会性を考慮して、インナーバッフルを自作してあります。少し低速感にも寄与してる感じ。さらに燃調コントロールキットで、やや濃いめに戻します。ドコドコしたトルク感がでます。これぞハーレーやん。

これが、今回おそらくダメになってるハズのリアブレーキストップランプスイッチです。テスターで通電チェックしてみてダメなら交換ですかね。ハーレーはリアブレーキ重視で、7:3でリアくらいのイメージで踏むんですが、でもリアブレーキだけ踏むことって滅多にないんで優先度は低いです。(リアのみ踏むのってコーナリング中の微妙なスピードコントロールくらいで、でもそこでブレーキランプ光らせても、だから何?)

できた!今回はタイヤも交換してます。この頃のハーレーは(TC96型エンジン)なんですがリアタイヤが17インチで、そろそろ廃止銘柄が多くなってて選べるタイヤがあまり無いことに驚きました。純正のダンロップ、メツラー、ミシュランと履かせてきましたが、なんと廃止銘柄です。そんな中、近年ブリジストンがハレー用にH50をリリース。今回は、それ一択です。これがナカナカ良くて、ハーレー独特のハンドリングのクセが消されて非常にニュートラル。ちょっと乗っただけでも、この子はイケる。さすがブリジストン!!今週末は、私の定年退職ツーリングが企画されており、富士スバルライン、道志道のコースなのでバッチリ皮むきしてきます。(マフラーがまた削れるやん)

意外と忘れやすい危険な突起物 友人のハーレー(悪そうなカスタム車)はほとんどのボルトが危険な突起物になっていて、車検の度に多くのボルト交換に1日費やすそうです。笑

今回の車検総額 テスター屋2000円 代書手数料1430円 これは自分でやればゼロ 自賠責保険8760円 重量税4600円 検査料金1800円  合計18590円 テスターと代書をケチれば15160円です。 (ご家族の誰かが大型バイク欲しがった時のご参考に)

次回も、よろしくお願いします。