天幕日記

ソロキャンの日々を気ままに綴っています。

ダウンが入ったエアマットの運用と考察:< EXPED Ultra7R>

こんにちわ。見てくださって、ありがとうございます。

冬キャンの就寝時の底冷えは、ひどい時には眠れない寒さ。いくら冬用のダウンの寝袋でも背中側は体重で押しつぶされて、せっかくのダウンも効果がなくなる感じです。色々とマット調べて、興味を持ったのがエクスペド社のダウンマット。9cmの厚みがあるエアマットなので封入されたダウンが体重で押しつぶされない仕組みです。お値段はそれなりに高いので、ヤフオクで中古をGETしたのですが2シーズン使って壊れてしまいました。でも、非常に気に入りました。いつものキャンプ場のマイナス5度くらいなら底冷えどころか、逆に背中に暖かさを感じたほどです。寝心地も良く、冬キャンは良い寝袋とマットが安眠の鍵だと思います。今回は思い切って新品を購入しました。Ultra7Rと言うシリーズのマミー型です。R値は7.1で、マイナス30度対応、重量は655g(幅広仕様)、厚みは9cm  仕舞い寸法は23*13.5cm 厳冬期のマットとしてはかなり軽量コンパクトです。ちなみに寝袋はNANGAのオーロラ750を使っています。暖かくて信頼できるとてもイイ寝袋です。(ファスナースライダーが特許品で、開け閉めで噛まないのも素晴らしい!)

冬季用寝袋と同じ形状のマミー型(ミイラ型)で足元は狭くなっています。その分コンパクトで軽量、長方形のタイプもあります。Ultra7Rは生地が薄くて、もう一発上級のDura8Rというのもあります。Dura8Rは生地が厚く丈夫な反面、少し重くなります。R値は7.8でマイナス40度対応 重量とコンパクトさを少し犠牲にしても、耐寒性ならDura8Rでしょうね。

下写真は、中古で買ったエクスペド一世代前のタイプでダウンマット9です。長方形のタイプで生地も厚く、これは最新のDura8Rと性能スペックは似ていたと思います。とても気に入ってたのですが、センターの溶着剥がれとエアの逆止弁が壊れてしまいました。逆止弁は自分で修理しましたが、溶着剥がれは修理不能でご臨終です。全体はまだまだ綺麗なので、とても惜しいです。

旧ダウンマット9は、ポンプ内臓タイプで手で押すと空気が入る仕組みでしたが、内臓ポンプで重くなるのと畳んで巻いた時に少しかさばってしまいます。手で押すのも大変な回数で汗だくになる程です。よって小型の電動ポンプを使っていました。新型のDura8Rも手押しポンプは廃止されたようです。

新しく購入したUltra7Rも、小型電動ポンプを使えば苦もなくパンパンになります。また、エアの排出もポンプを使って吸い出せば、布団圧縮袋のようにペチャンコになります。付属でシュノッツェルポンプバッグと言う袋状のポンプが付いています。袋にバサッと空気を入れて袋の口を閉じてから、袋を圧し潰すようにして空気を入れる仕組みです。でも狭いテント内だとバサッと袋に空気を入れるのがやりづらく、結局 電動ポンプの方が楽ですね。設営の時はポンプ付けっぱなしで、別の作業もできます。

旧ダウンマット9もコンパクトだなぁと思っていましたが、さらにさらに軽量コンパクト!3シーズン用のULマットとは比べられませんが、冬季用高性能マットでは十分すぎと思います。下に100均の銀シートを敷いてみました。反射熱への期待もありますが、地面からの凸凹や尖った石などからマットを保護したい気持ちです。銀シートは安っぽいので、手持ちのサーマレスト リッジレストを敷きたいところですが、なにぶんリッジレストは仕舞い姿が大きいので迷っています。

私の場合、就寝時の着衣状況は、靴下/極寒用タイツ/ロンT 2枚重ね/厚手セーター で寝袋(湯たんぽ入り)へ入ります。脱いだ上着(N3B)は寝袋の上からかけています。こんな感じで、冬キャンの就寝は今の所OKです。

次回も、よろしくお願いします。