天幕日記

ソロキャンの日々を気ままに綴っています。

ウッドストーブ調理の自由度を上げる自作回転式ゴトクの運用と考察

こんにちわ。見てくださって、ありがとうございます。ウッドストーブや二次燃焼ストーブは火力コントロールが難しいですね。薪の太さや焚べ具合などで調整しても、どうしても強火になりがちです。そこで、鍋やフライパンを遠火にして火力コントロール出来るゴトクをつくってみました。使っては改造を加え満足できるレベルに近づいてきました。

下の写真は初期型です。ウッドストーブよりもさらに火力調整が難しい二次燃焼ストーブを調理に使えるようトライしていた頃です。支柱は16mm径のランタンハンガーを利用しています。オーバーハングが長くて、鍋やフライパンを置くと、どうしてもたれ下がり気味。また穴を開けてポールに差し込んだ部分のグラグラ感もあって安定しませんでした。上の写真は対策型です。オーバーハングをつっかい棒で支え、たれ下がり防止し、ポールに差し込んだ部分は金属部品で補強してあります。

ポールに差し込んだ部分です。金属のリング(固定用イモネジ付き)は実はドリルの刃に付けるアタッチメントです。(一定の深さで穴を開けるために使う)これを2個と大きめのワッシャを使ってゴトクのプレートをサンドイッチしてあります。

部品だけで見たら、こんな感じです。このおかげでゴトクプレートがピタリと安定しました。スマートで軽量に処理できて、ドリルアタッチメントに感謝です。バラす時は下側のアタッチメントを外してプレートの穴からポールを抜き取ります。とても簡単です。

高さを調整するために、イモネジに使う6角棒レンチ(アーレンキ)も輪ゴムで括りつけてあります。ゴトク部分は市販品(DoD)で、四角い薄い板で挟み込んであります。その程度の構成なので重量もさほど重くありません。

火力調整の難しいウッドストーブですが、中火で焼きあげたり煮込んだりの火加減がやりやすくなりました。強火が欲しければ、少しゴトクプレートを回してずらしてウッドストーブ上にダイレクトにフライパンを置けば良いわけです。使い勝手もなかなか良いです。火を使っていない時は、サイドテーブル代わりにもなります。調理中でもトングやターナーをちょこっと置くのに便利です。

冷めると悲しくなる鍋系の料理を、温めながら食べるのにもバッチリです。

素敵な森のシステムキッチンにご満悦です。スプーンなどを刺してあるカトラリーホルダーは別途紹介しますね。おかげで、最近の火器はウッドストーブとアルストのみになりました。こうしたいなと思うモノをDIYするのは楽しいですね。

次回も、よろしくお願いします。