天幕日記

ソロキャンの日々を気ままに綴っています。

綺麗な炎に見とれます、でも、ちょっと使いづらい二次燃焼ストーブの運用と考察

二次燃焼炎がバッチリ出た不思議で綺麗な炎には、ついつい見とれてしまいます。

こんにちわ。見てくださって、ありがとうございます。もう随分前ですが、二次燃焼ストーブの不思議なカタチに魅かれました。ネットで調べて、下から吸い上げた未燃焼ガスを横から吹き出して再着火する構造とか知った時には、面白いなぁと思って即ポチりました。ご本家はSOLO STOVEさんですが、写真のような中国メーカーの商品がアマゾンにはたくさんありますね。それに中国メーカーのタイプは分割タイプでカシャカシャと入れ子状態でコンパクトにすることが出来て、持ち運びでは ご本家よりも良いです。性能は比較したことがないので分かりませんが、そんなに大差なさそうに思います。

二次燃焼ストーブの燃料は薪(小割りにして)でも小枝でも、長さを揃えてガスの噴出孔の下あたりの長さでセットしないと綺麗に燃えません。それに、びっしりと隙間なく詰めるのも大切。この状態で上に着火剤を置いて着火するわけですが、上から下の薪に向けての着火なので本燃焼まで時間がかかります。

かなり面倒臭い道具です。そんな時に知ったのがペレット燃料です。ペレット燃料を適当に入れて、上から燃料アルコールをキャプ1杯分回し掛けて着火すると、とても楽チンです。それに、ペレット燃料の状態は均質なので、必ず綺麗な二次燃焼を楽しませてくれます。(二次燃焼が始まるまでは5分ほどかかります)ペレット燃料を手のひら5握り分で20分くらい燃焼する感じです。

また、上に乗せるゴトクが少し煙突効果を出していて、ゴトクを乗せないと綺麗に燃えません。ゴトクを外すと下写真のようになって、綺麗な尾をひく炎が出なくなります。ガンガン燃えているうちは燃料補給も大丈夫なんですが、燃料が少なくなって炎が小さくなってからの燃料補給は苦手なようで、鎮火することが多く、同時に大量の白煙を噴き上げます。火吹き棒で頑張って吹いてもラッキーな場合は再着火しますが、ダメな場合が多いです。

開き直ってゴトクを外して上から長めの薪を放り込んで焚き火台のように使うのもアリです。こうなると綺麗な二次燃焼とは無縁ですが、よく燃える焚き火台になります。

二次燃焼ストーブの火力調整はウッドストーブよりも苦手です。というか、全開オンリーですね。なんとか調理で使ってやろうと思って遠火にするためのゴトクを自作。素敵な調理用コンロになりました。(この自作ゴトクは別記事で紹介しますね。)

ペレット燃料は1kgもあれば1泊3食分の調理には十分です。携行が楽で軽いので、夏場は気分転換に二次燃焼ストーブも、たまに持ち出しては使っています。

次回も、よろしくお願いします。